サーバーの移転作業記録1 サーバー終了のお知らせと移転先探し

こんにちは。古本とDVDの中古屋です。

先日、当サイトが借りているレンタルサーバーを、別の会社のレンタルサーバーに移転しました。またそれに合わせて、サイト自体も大きく作り替えました。それらの記録を、記事にしていきます。

そもそものきっかけは、6月2日に届いた一通のメールでした。差出人は当時借りていたレンタルサーバーの会社からで、件名は「契約終了のお知らせ」でした。一瞬、自分が何かやらかして強制解約になったのかと思いました。あわてて本文を見ると、電気代などの高騰によりコストが増大し、これ以上やっていけないので9月30日でサービスを終了する、という内容でした。事業自体をやめてしまうみたいです。

この会社では、少し前に社内のサーバーを強制移転するという事をしていて、私もそれにつきあわされました。サイトのサーバー移転はやったことがないので大変でしたが、一番めんどくさいデータの移行作業は会社がしてくれたので、何とかなりました。それが終わってやれやれと思っていた矢先に、いきなりこんなメールが届いたわけです。まあ今から考えますと、この時の経験があったので、今回の移転作業も少しは楽になりました。

事業の廃止を止めることはできないので、サイトの移転先を探さなければなりません。一応期限は9月30日ですが、それまでズルズルと引き延ばしても、移転しなければならないことには変わりはないので、メールが届いた翌日から早速探し始めました。

今まで借りていたレンタルサーバーですが、36ヶ月分前払いで、月あたり400円弱と、格安です。ただ安い分品質はいまいちで、サイトに繋がらなかったり、繋がりにくかったりすることが多々ありました。これでは私だけでなく、折角来ていただいたお客様にも迷惑なので、ある程度品質も考慮しながら探していきます。

アダルトがOKで、ネット上の評判と価格をチェックしていって、最終的に一つの会社に絞り込みました。ネット上の評判はまあまあ良く、価格は36ヶ月前払いで月あたり770円ですが、今はキャンペーン中で3割引なので、月あたり539円になります。これまでよりは高くなりますが、これぐらいなら全然問題ありません。次回の更新時には、770円になるのでしょう。

その会社では、10日間のお試し期間のサービスがあります。お試し期間中に実際に移転作業を行い、動作を確認して、問題なければお金を払って正式に契約すれば良い、というシステムです。うまくいくのを確認してからお金を払うというのは、とてもありがたいです。6月6日に、このサービスに申し込みました。

アカウントを作成して、パスワードなどを設定すると、早速使えるようになりました。サーバー管理画面のインターフェイスはこれまでと違いますが、一応長年サイトを運営してきたので、基本的な操作方法はわかります。容量は300GBですが、今までこの容量の十分の一も使ってこなかったので、全然問題ないでしょう。ここからいよいよ移転作業の開始になります。

まずは、ドメイン設定で、今まで使用していたのと同じドメイン名を設定します。これは、新サーバーでもサイトのurlアドレスが変更しないようにするためです。続いて、新サーバーのサービスの一つである、無料独自SSLをドメイン全体に設定します。SSLは、古いサーバーでも使用していました。

続いて、PHPの設定です。今までは、PHP7.2という古いバージョンを使っていました。今現在はPHP8.2が最新版なのですが、EC-CUBE3の場合、PHP7.3以上にすると、サイトが正常に作動しなくなります。その為、古いバージョンを適用します。

準備ができて、いよいよデータの移行作業に入ります。

続きます。