サーバーの移転作業記録4の続きです。
EC-CUBEのサイトが表示されないことで、完全に行き詰まってしまいました。私のサイトですが、WordPressはおまけみたいなもので、EC-CUBEのショップサイトがメインコンテンツになります。その為、EC-CUBEの移行がうまくいかないと、どうしようもありません。
当然様々な方法を試して、ネット上で色々検索してみたのですが、どの方法を試してもうまくいかず、結局自力でサイト移行をするのは無理、と判断しました。
さてそうなると、別の方法を考えなければなりません。新サーバーの会社では、オプションとしてサーバー移行の作業代行サービスというのがあります。ただ、こちらは3万3000円の費用がかかります。人によってはたいした金額ではないかも知れませんが、私にとってはそれなりの大金です。そもそも、大半の作業は自分でやったのに、最後の問題解決だけのためにそれだけの費用を払うのは、もったいない気がします。その為、こちらは最終手段とします。
続いて考えたのは、新サーバーにEC-CUBEを新規インストールして、手動でデータを移行する方法です。新サーバーでは、EC-CUBEの簡単インストール機能がありまして、簡単に導入できます。こちらですと、問題なくサイトが表示されるでしょうし、またEC-CUBE自体も最新版になります。
但し、手動でデータを移行するとなると、膨大な手間暇がかかります。商品データの登録・商品画像の撮影、会員情報の登録など、どれだけの作業量になるのか、想像もつきません。その為、しばらくの間、3万3000円と膨大な手間暇を天秤にかけ、どちらにするか考えました。
その後しばらくして、データを移動するEC-CUBEのプラグインはないか?と思い立ちました。早速探したところ、すぐにぴったりのプラグインを発見しました。「データ移行プラグイン(4.2系)」というもので、商品や会員等のデータを移行できます。旧サイトのEC-CUBEのバージョンは3.0.15で、新サイトの最新バージョンは4.2.1なのですが、問題なく使えるそうです。しかも、無料で使えるみたいです。というわけで、このプラグインを使ってサイトを構築することにしました。
続きます。