サーバーの移転作業記録3の続きです。
データとデータベースの移動作業は完了しました。続いて、サイトの確認になります。しかし、urlが旧サイトと新サイトが同じなので、普通だと旧サイトが表示されます。その為に、新サイトでは、動作確認用urlというのがあります。
と思ったら、この動作確認用urlは、WordPressみたいなサイトには使えないみたいです。EC-CUBEは不明ですが、どちらもデータベースを使用しているので、使えないと見た方が良さそうです。そういう時の為に、もう一つの方法が記載されていました。
それは自分のPCの中の、hostsファイルというのを編集する方法です。指定されたコードを追加することで、新サイトが表示されるようになります。ただしそうなると、旧サイトは表示されなくなり、旧サイトのWordPressやEC-CUBEの管理画面にもアクセスできなくなります。
そういう場合は普通ですと、必要に応じて、hostsファイルの編集を繰り返して切り替えるのでしょう。ただ私の場合、常に予備のPCを常備しています。これは今使用しているPCの前に使っていた昔のPCで、普段は使っていないのですが、緊急時の予備としてそばに置き、ネットにも接続しています。また新PCともファイル共用できますので、データのやりとりもできます。その為今回の作業では、新サイトの確認や作業は新PCで、旧サイトの確認や作業は昔のPCで行い、必要に応じてデータのやりとりをしました。
さて、そうやって新サイトの確認が可能になったので、早速確認します。まずはWordPressで作成したページですが、普通に表示されました。こちらは問題なさそうです。
続いてEC-CUBEのネットショップのurlを確認しますが、表示されません。管理画面用のurlも確認しましたが、やはり表示されません。つまり、移行がうまくいっていません。
その後色々と調べて、いくつかの方法も試したのですが、どうしてもうまくいきません。前述したとおり、EC-CUBEはサポートが一切ないので、こういうときは自分で解決しなければなりません。おまけに前のレンタルサーバーの会社も、サポートを放棄しているみたいなので、全く頼りになりません。この時点で、完全に行き詰まってしまいました。
続きます。